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2022.12.02 |
10年目に突入するも変化なく、どちらかと言えば下降の傾向。何とかせねば。あっという間に還暦を超え、前期高齢者の仲間入り。
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2018.09.17 | |
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2018.05.18 | 外海商店オフィシャルサイトのSSL化に伴い、アドレスがこちらに変更になりました。内容につきましては、そのまま移行しております。安心してご覧ください。 |
2018.05.05 |
ついに待ちに待った「世界遺産登録」が実現。2.018.05.04 ユネスコの諮問機関イコモスが「登録が妥当」と!。ブログに思いを・・・
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2018年10月。5年目を迎えて・・・
2018/09/17
本当にあっという間です。これまでの4年間、多くの方々に支えられて今日まで走り続けてこれたことに、心から感謝いたします。
まだまだ、4年の経験。至らぬ点は数知れませんが、何一つ売り込みたい商品があってのショップ開設ではありませんでした。ただ、自分にできることは「多くの方々に、外海の産品を自宅で簡単に購入してもらえる店をオープンする。」
本当に、計画性も目論見も何もなく、ただただ撮りためていた写真を使って「外海商店」を開店させたのです。
それが、5年目を迎える今日、開店当時は想像すらできないほどお客様が来店してくれるようになりました。本当にありがたいことだと心から感謝しています。
ただ、皆様が想像するような来客数ではありません。多くのショップから見れば、数分で訪れるような数字なのです。それでも、私にとっては夢のような数字。
時を経て10周年、さらに20周年を迎えたときの「外海商店」を想像すると、楽しみでしょうがないのです。今まで、何を始めても中途半端な人生だったと反省しますが、それは今の自分の行動を起こすための回り道だったと勝手に解釈します。
必ず成功する。その姿しか浮かんではきません。30年後をこの目でしっかりと見る。それもまた目標に頑張っていこうと思います。
いい時だけの神頼みと叱られるでしょうが、神様だけに頼っているのではありません。
心から、神様が助けてくれているんだと思います。そうでなければ、とっくに消えているはずです。そうなっていないのが証明してくれています。
今日から、また心新たに走ります。
池島がはっきり見えました。
2018年世界文化遺産登録のその後・・・
2018/08/15
世界文化遺産登録のニュースからひと月以上経過しました。
昨日も、お盆ということもあって外海に足を向けてみました。例年なら、自分の住む佐世保から移動すると、幾分でも涼しさを感じるのですが、今年は当てはまらないようです。
確かに、1~2度くらいは低いのかもしれませんが、36度が34度に下がってもね・・・・。
先日ものぞいた、出津教会近くの立派な駐車場。
先日同様外部から来たような車の駐車はゼロ。一台だけ止まっていましたが、地元企業の配達用の車両のようで、トイレの休憩のための様子。
あまりにも、お客様の訪問が少ない気がしているのは私だけでしょうか・・・。
ただ、今回の登録が「教会群」ではなく「キリシタン関連」となったことで、教会そのものに興味を持つ方はもちろんいるのでしょうが、そこに建つ教会周辺の集落が遺産として登録されており、周辺の住民の長い祈りの歴史が遺産。
もう少し、盛り上がるかと大いに期待していたものですから、やや拍子抜けしております。ただ、数百年も続きてきた祈りの歴史。地元は隠れキリシタンとしてひっそりと信仰してきたのですから、ここらで急に取り上げられても困ってしまうのでしょうね。
急に盛り上がって、一気に熱が冷めるよりじわじわと盛り上げれば丁度いいのでしょうね。
2018年世界文化遺産登録。
2018/07/07
我が町、外海を含むキリシタン関連の「世界文化遺産登録」が決定しました。
わが外海商店にとっても、最高の時期での登録決定の知らせ。
数年前、国内の文化遺産候補に上がったものの、一旦はそれを取り下げ、視点を変え再度候補として推薦されました。
当初の「・・・教会群」ということよりも「隠れキリシタン」の歴史に変えたことが認められたということ。
長崎・熊本の教会は、非常に美しく歴史的な価値があることは間違いありません。
その建物を中心に、貧しさの中でひっそりながら、しっかりと生きた、わが故郷の祈りの心が世界に認められたものと、この地の出身者として非常に誇らしく思います。
どうか、外海地区もそして「外海商店:ソトメショウテン」も、引き続き応援頂きますようお願い申し上げます。
協力者大募集です。
応援でも情報提供でもなんでもOKです。
2017/11/25
何とか一人で切り盛りしておりますが、何しろほとんど素人です。
特に、地元産物をより多く集めたいと思いますが、何しろシャイなものでほとんど親しくする方はおりません。どこに行っても見た目も悪いから?か、ほとんどいい返事はもらえない状態です。
私自身が独り勝ちする気など全くありません。現時点では、売上こそ徐々に上昇していますが、仕入れなどにかかる費用とその他経費が何とか処理できる状態。とにかく人件費など無視しての販売中。利益を確保できるようになるのはまだまだ。とにかく「お客様が覗いてくれる店」が確立するまでは、と頑張っているのです。
開店から4年目に突入しました。最近、やっとショップにきてくれるお客様に微妙な変化(もちろんいい方向)を感じておりますが、なにしろ商材や数量が満足できるように入手できません。
それも一つの要因で、思い切った販売戦略を実行できないのが現状なのです。一人で動き回るのには限界があります。
どうか、こんな不器用な店長に手を貸してください。報酬は今は出せません。
ただ、いつの日か必ず何らかのお返しができる。いや、必ず致します。
なんでもいいのです。いいものを売っているのに売り場がない方。そんな方をご存知の方。
宜しくお願いいたします。
外海町(そとめちょう)
「外海町:そとめちょう」という町の存在をご存知ですか?
平成17年01月、長崎市に編入され「外海:そとめ」という地名は地図上から消えてしまいいました。鶴田 満は、その外海町出身者です。
昭和34年生まれ、入学する年に「出津小学校」が落成。当時は、一学年50~60人くらいの生徒数だったと記憶しています。田舎には不釣り合いなコンクリート造りの学校でしたが、その懐かしい学校も閉校してしまいました。
その地域には、若者はほとんど見かけません。中学校を卒業すれば高校に進学、その後も就職か進学することになるのですが、地元(外海はもちろん長崎県内)に残る人がほとんどいないようです。このまま、地元に活気が戻らなければ近い将来、住民のいない地区になってしまう。
黙って指をくわえてみておれません。何かできる!。できることを見つけて挑んでみる。そうしていれば何かが変わる・・・・・・
そんな淡い期待だけで日々走り回っているのです。
外海への思い・・・
かくれキリシタンの里と出津教会
外海地区に、世界遺産候補に含まれる「出津教会:しつきょうかい」と「大野教会:おおのきょうかい」があります。(イラストは、出津教会の写真を加工したものです。)
フランス人宣教師「ド・ロ神父」の残してくれた大切な遺産で、夕方になるとこの教会の鐘が遠くから聞こえたのを思い出します。今でも実家に帰ると、時々鐘の音を聞いています。
両親も「かくれキリシタン」だったそうで、母から聞いた「自分たちもキリシタンネームはある。」という言葉だけなのですが、これが「隠れキリシタン」なのでしょう。
証拠になるものをできる限り少なくし、最も重要と思われる「オラッショ」という祈りさえ、口づてに伝えてきたそうです。
世界遺産候補となることをきっかけに、「かくれキリシタン」が「潜伏キリシタン」という呼びかたに変更されています。「かくれ」と「潜伏」まったく意味が違うと思います。
なぜ「かくれ」ではだめだったのでしょう。そう思っているのは私だけではないと思うのですが・・・
「KAKURE」を共通の言葉にできませんか。今からでも・・・・・
それこそ「MOTTAINAI」と思うのですが。
そういった思いも言葉にせず、じっと我慢する「隠れキリシタン」。
そんな人々が、私は大好きです。
世の中がそういう人々でいっぱいになることを心から望みます。